80歳を越える年齢でも天皇は仕事を続けなければならないのか

天皇陛下に生前退位とのニュースがありました

日本国民の象徴である天皇陛下が高齢であり体力的にも厳しくなってきたのか生前退位の意向を示されたとのニュースがありました。

そしてお気持ちの表明とのことでビデオメッセージが流れました。

www.nikkei.com

メッセージにもありますが、高齢になり2度の手術も経たことで体力的な厳しさを感じたようです。

震災などの時には常に被災者に向かって励ましの言葉をかけるなどの公務が印象的ですが、なんと年間休日は平成25年度は77日ということで・・・

80歳を超えて年間77日しか休みないのはそれはきついわと思いました。日本からブラック企業がなくならないわけですよね。日本の象徴が休んでないわけですから

メッセージでもありましたが摂政という代理人を置くこともできるようですが、

それでは天皇がいることに変わりはないし、天皇としての仕事が中途半端になってしまうので本人は摂政を置くことを望んでいないようです。

天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

天皇陛下ビデオメッセージ全文 :日本経済新聞

全文を読んでメッセージを見てざっくりすると

体力的にもうキツイし大変。まだ健康で皆の期待に応えていきたいけど、いつ仕事ができなくなるかわからない。病気や人生の終焉で終わるにもそのあとに行事が多すぎて意味がないのではないか。それだったら生前退位して生きているうちに引き継ぐことで天皇の象徴としての公務を途切れることなく続けていきたい。

という風に感じました。要約するとこんな感じだと思います。

かなり遠回しだなと感じましたが仕方ないのかもしれませんね。

皆さんはどう思いますが?