こち亀が連載終了である
久しぶりにジャンプを買った。
偉大な連載が終了した。
40年間休載なしという偉業だけでなく、
40年間打ち切りというか連載終了にならなかったことの方が凄いだろう。
知名度があって連載が続いているのはこち亀とゴルゴ13くらいのものと認識している。
入れ替わりの激しく、飽きられることも多い少年の週刊誌においてこれほどまで長く連載されるマンガは今後出てこないのではないだろうか。
作風が時事ネタが多いとはいえ毎週ネタを考えキャラを流れをオチを考え続けることを休みなく続けるということができる人間は多くないだろう。
40年仕事を休みなく続けられる人間がどれだけいるだろうか。
というかジャンプいつの間にか値段が280円になっていた。
今は普段260円だったりしてるみたいだが240円の頃が懐かしい。
いつもこち亀はジャンプにあった。
たまに読みそびれたり、最近ジャンプ自体がつまらなくなったので立ち読みでパラパラで済ませていたが、こち亀はいつも最新の時事ネタなどを盛り込んでおり勉強になるのである。
教養が身につくと言っても過言ではないと思っている。
ドローンだったりスマホだったり近未来のネタはかなりの予測精度だったし、
物心がついてコロコロコミックを読み、ジャンプを読み始めたのは中学の頃だった。
今では赤丸ジャンプが懐かしい。
アニメでもラサール石井が両さんの声優を務め毎回楽しみに見ていた。
最近カラオケでもこち亀の曲を歌うが今更ながらいい曲だなと思っている。
いつも変わらない独特の雰囲気があったこち亀。
完全に消えるわけではなさそうだがどこか寂しさを感じさせる。
自分が知っているジャンプがなくなってしまうのではないかと。
ワンピースが続いているうちは読むだろうしたまに立ち読みはすると思う。
しかし自分が慣れ親しんできた作品が徐々に減っていって新しい連載が始まっても、
どこか自分が毎週ワクワクしながら月曜日を待ってたまに土曜に発売されて焦って、
楽しみながら毎週コンビニに行って買って帰ってじっくり読んでいたあの頃のジャンプはもう戻ってこないのだと今更ながら感じさせられた。
最近のジャンプを読んでもワクワクはしなくなってしまった。
ジャンプはなぜつまらなくなったのか
人気作品をジャンプスクエアに分けすぎたことが原因の一つだと思う。
そのうち月刊少年ジャンプや赤丸ジャンプだのジャンプスクエアとジャンプの漫画が変わっていったのが懐かしい。
テニプリ・Dグレイマンといった人気作品はやはり週刊連載は難しいのか月刊であるジャンプスクエアに移ってしまった。
今好きで読んでいるものは
- ワンピース
- 斉木楠雄の災難
- 食戟のソーマ
- 銀魂(終わりそう)
- トリコ(終わりそう)
- 磯部磯兵衛物語
くらいである。
つい先日ブリーチも終わってしまったし。ハンターハンターは相変わらず再開しても休載ともう続くのかすら危ういのではないか。
ヒロアカやハイキューやワールドトリガーが世間的に人気がありそうだが、どうにも読む気になれなかった。
ネウロやぬらりひょんやいちご100%があった頃のジャンプが一番面白かったかもしれない。
ブリーチのように一時期ものすごい人気があったのに最後はジャンプの最後でずっと連載し続けてやっと終わったかと思うような作品もある。
次の次のジャンプである44号から
みんなのこち亀と題して懐かしい作者であるスケットダンスやベルゼバブの作家がコラボをされるようである。
もうしばらくこち亀をジャンプで読んで楽しむことができそうだ。
これからもジャンプ各紙(週刊少年ジャンプ・グランドジャンプ・ウルトラジャンプ・週刊ヤングジャンプ・ジャンプスクエア)でお仕事は滞りなく続けられるようである。
秋本治さんの今後の作品の楽しみにしたい。