読んだら仕事ができるどころではなく仕事がわかるようになるでしょう。
そんな気になれる本です。
新社会人や就活を控える方、
就活中の人にもオススメの一冊です。
発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術
様々な本に書かれているようなマインドや精神論や考え方ではなく、
具体的に何を使ってどのように考え、
人間関係から自己啓発のクソさまでざっくばらんに語られています。
例えば第1章の自分に頼るな道具に頼れでは、
仕事では自分がどうするよりも道具によってどうなるかを具体的に説いています。
著者自身が発達障害とのことでモノをなくしたり忘れ物したり。
普通のことが普通にできないという独特の視点からノウハウが作られているので、
普通の人に応用したら効果覿面だと思われます。
バインダーでタスクと書類管理とか必要なものを忘れてもいいように忘れる前提で複数所持でどこにでもというものは早速取り入れました。
寝られないなら薬に、頼れ医者に行けというリアルな体験と効果を見て取れる文章には力と説得力があります。
本当に苦労して対策や方法を見つけた人のノウハウが詰まっています。
単純に読み物としても面白いです。
起きられない起きれない人向けに 朝どうやって起きたらいいのかも、
具体的に起きるだけでなくペットボトルに入った水を飲むという行動をする事で効果を発揮できるという話まで詳しく書かれています。
筆者のうつ病に対する考え方や対処法はうつでもないけれども憂鬱だったりけだるかったりする人にも通じるものがある気がします。
また筆者の独特な切り口で社会や職場の風習や文化についての対象方まで語られています。
見えない通貨とは何なのか。
なぜ挨拶が大切なのか。
上司や先輩との人間関係についてなど、
会社の慣習や文化を部族として捉えてどう対処するか。
など飲み会や接待や人間関係や職場での力関係についてどうしてそうなっているどうすれば対処する。また対処しなくていいのかなど独特の視点と切り口と方法で書かれているのでそれだけでも読む価値があります。
是非読み物としてでも十分面白いのに使える視点や思考や具体的エピソード満載です。
値段以上の価値があります。
読んでみてください。