話題の『観察の学習』という面白かった本を紹介する
久しぶりに新しい知見が得られた本だったのでご紹介します。
最近これは面白いとTwitterなどで感想を見かけた『観察の学習』という本を買って読んでみた。
確かに自分が普段何気なく見ている日常を視点を変えてみることや
新しい気付きを教えてくれそうな気がした本であった。
例えば、綺麗に並べられたゴミの話や、自転車に置いてある看板などの面白いアイデアの話は退屈することなく読み進めることができた。
「観察の学習」は中身も文章がただあるだけでなく、
写真や話題に沿って文章が曲がっていたりするので見てみて欲しい。
そこに遊び心だったりいかに自分が固定概念に囚われているのかといったことを再認識させられる。
ふとした日常にある何気ない気にしないとスルーしてしまうようなモノを、
筆者の鋭い細かい視点からどのような意図でそれが発生または作られていて、
どのような効果や原因があるのかを少ない文章でまとめられているので非常に読みやすかった。
作り手の意識だったり前提条件がどのようにしてそのキャッチコピーを生んだかや、
普段決まったことをいかに認識し直して新しい視点で観れるかなど、
今までの自分や他の大多数の人の視点や考えから外れてより客観的・俯瞰的に物事を見ることができるヒントがある。