時間だけは豊かにならない社会と会社
仕事がつまらない。
そりゃいつも楽しいなんて仕事はない。
実際勤めてみてわかったことは人生のお金と時間のバランスは幸せにおいて何よりも大切なのに、人生のうちのほとんどを働くことに費やして楽しむことができないのは何より不幸なのではないかと思った。
いつも決まった時間と仕事をこなし給料をもらう。
これは自分でお金を稼いだ経験がある人にしかわからないことだが、
決まった額を毎月もらえるというのは安心するし、安定収入があることでできることはある。これは事実である。
最低限ないと自分の満足した生活を送れない。
節約のために時間も健康も犠牲にし続けるというのは一生抜け出せない生き方なのだから最低限に必要な収入というのはある。
会社員10年と自営業20年を経験した父の言葉
先日父に会社員として働くことはどのようなことなのかと話をしてみた。
やはり父は会社員を経験しているし、自営業も経験している。
人と話すことが得意で営業の成績も良かったし、会社からの評価も高かったのであろう。
「今の時代多くの選択肢があるのだから今の選択に固執することはないと思う。」
会社員・自営業のいいところと悪いところ両方を経験した父の言葉はやはり重みを感じた。
特に自営業では会社が倒産し、僕を含め子供と母3人を養わなければいけない立場で周りの援助もあったとはいえ1人で背負ったものの大きさとその気持ちは計り知れないものがあるし、いい時も悪い時も乗り越えた父を僕は誰より尊敬する。
今は毎日仕事をしつつも趣味を持ち、ゆったりとした生活をしているようで肩の荷が下りて前よりは自分の人生を生きているようで幸せそうである。
僕からしたら自分がいつ死んでも悔いはないくらいやりきった顔をしているように見える。
自分の選択肢を持てる人生を送りたい
自分が幸せにしたいと思える人と共に楽しめる人生を送りたい。
それが今僕が望むものであり、これから目指すものである。